胃潰瘍、十二指腸潰瘍リスクが高いのはどんな人?
・ 65歳以上のご年配の方
・ 潰瘍の既往のある方
・ 抗血小板治療、または抗凝固治療を受けている方
・ 痛み止め(非ステロイド性抗炎症薬)の使用量が多い方
・ ピロリに感染している方
・ ステロイドを内服している方
これらに思い当たる方はいらっしゃいますでしょうか?
胃潰瘍と十二指腸潰瘍の診断には胃カメラ検査(胃内視鏡検査)が必須です。
当院では鎮静剤を用いて苦痛の少ない胃カメラ検査を心がけていますので、上腹部の痛みでお悩みの際にはご相談ください。
当院へ来院された患者様から
「胃カメラで評判の〇〇クリニックと同じようにやってもらえますか?」
あるいは
「上手に苦しくなく胃カメラ検査をしてもらえますか?」
といったご質問を頂くことが時々あります。
お体の状態によって鎮静剤の効き具合には個人差がありますが、様々な工夫を組み合わせることで、患者さまお一人お一人に合った検査をご提案しております。
どんな病気?
潰瘍は、胃酸そのものや胃液中で蛋白を分解する役割を果たすペプシンなど(攻撃因子)で胃・十二指腸粘膜が溶かされて起こります。
自分自身を消化して傷つけてしまうような成り立ちから、胃潰瘍と十二指腸潰瘍は別名、消化性潰瘍とも呼ばれることがあります。
症状は?
みぞおちの痛み(胃の痛み)が主な症状で、その他に胃もたれ、吐き気、お腹の張り、背中の痛みなどがありますが、なかには症状がはっきりしない場合もあります。
また潰瘍から出血し、吐血したり、黒色の便がでることがあります。胃・十二指腸潰瘍で出血すると吐物や便はしばしば黒っぽい色になります。
これは赤血球中の鉄分が胃酸で酸化されて、赤色→黒色と色の変化を起こすためです。
原因は?
大部分の原因は胃の中に感染しているヘリコバクター・ピロリ菌です。
その他に、ロキソニンなどの痛み止めや、「血液サラサラの薬」として処方されるバイアスピリンなども時に潰瘍の原因となることがあります。
痛み止めの場合も血液サラサラの薬の場合も、胃薬(胃酸分泌抑制薬)を併用することで予防ができます。
ピロリ菌とは?
消化性潰瘍と関連の深いピロリ菌感染を診断するには主に6種の検査法があります。
内視鏡中にできる検査として迅速ウレアーゼ試験(粘膜を採取して薬液に漬ける検査)や鏡検法(顕微鏡で検査)があります。
また、内視鏡がいらない診断法として尿素呼気試験(袋に息を吹きこむ検査)や血清抗体法(血液検査)、尿中抗体法(尿検査)、便中抗原法(便検査)があります。
それぞれに特徴があるので患者様の状態にあわせて使い分け正確にピロリ感染の診断をします。
治療法は?
治療には効果の高い胃薬(胃酸分泌抑制薬)を内服します。
ピロリに感染している場合は潰瘍を治療したあとに、潰瘍を繰り返さないためのピロリ菌の除菌治療が必要です。
なお胃潰瘍からどんどん出血している時は胃カメラ検査時に内視鏡での止血処置(胃カメラの先から特殊な器具をだして、出血を止めます)が必要となります。
しかし、総合病院と違い、少人数体制で診療しているクリニックでは時間のかかる止血処置や、止血後の入院経過観察ができません。
そのため、明らかに潰瘍などから出血していそうな患者様(多量に吐血している等)が来られましたら、大きな病院へ紹介させていただきます。
胃潰瘍かな?と思う症状がございましたら、ぜひご相談ください。
当院の診療をご希望される方はお電話かネット予約をご利用ください。
HPのトップページLINE予約バナーからのご予約が簡単です。
胃カメラ検査について
当院の胃カメラ検査は鼻か口から挿入を行います。
どちらにするかは検査の目的やご本人様の希望に沿って選択ができますので、お気軽にお声がけください。 胃カメラ検査は、食道や胃、十二指腸の粘膜の健康状態を観察するために行います。 直接粘膜を見ることで、粘膜の炎症や潰瘍、がんなどを、早期発見することが可能です。 朝食を抜いている状態でしたら、ご連絡をいただいた当日に検査をうけていただくことも可能な場合がございます。 予約状況によっては難しい事もありますので、まずは一度、お電話にてお気軽にお問い合せください。
当院の胃カメラ検査の特徴
①胃カメラ(胃内視鏡検査)は鎮静剤を使用して検査が可能
特別な事情がないかぎりは全例で鎮静剤を用いた検査を提供しております。
①胃カメラ(胃内視鏡検査)は鎮静剤を使用して検査が可能
特別な事情がないかぎりは全例で鎮静剤を用いた検査を提供しております。
ウトウトしている間に検査を受けていただくことが可能ですので、痛みが心配な方にも安心していただけるかと思います。
②経鼻内視鏡も選択可能
経鼻内視鏡はスコープが舌のつけ根に触れないため苦痛が少なく抑えられ、嘔吐反射が起きにくいメリットがあります。
経鼻内視鏡はスコープが舌のつけ根に触れないため苦痛が少なく抑えられ、嘔吐反射が起きにくいメリットがあります。
③内視鏡専門医が検査に対応
「内視鏡専門医および指導医」を取得した院長が全ての胃カメラ検査に対応しております。高いスキルと豊富な経験、最新の研究を活かし、丁寧な胃カメラ検査をお届けできるよう努めております。
「内視鏡専門医および指導医」を取得した院長が全ての胃カメラ検査に対応しております。高いスキルと豊富な経験、最新の研究を活かし、丁寧な胃カメラ検査をお届けできるよう努めております。
④高性能の機器を完備
当院では多くの大学病院・総合病院が導入している、オリンパス社製の最新式内視鏡システム(EVIS X1)を採用しております。
従来のモデルより鮮明な内視鏡画像が得られるようになり、NBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光法)という機能で粘膜内の毛細血管の病変をより、はっきりと確認することができるようになりました。
当院では多くの大学病院・総合病院が導入している、オリンパス社製の最新式内視鏡システム(EVIS X1)を採用しております。
従来のモデルより鮮明な内視鏡画像が得られるようになり、NBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光法)という機能で粘膜内の毛細血管の病変をより、はっきりと確認することができるようになりました。
⑤ピロリ菌検査も対応
ピロリ菌に感染していないかを胃カメラ中に確認することが可能です。
ピロリ菌は、慢性胃炎や胃潰瘍、胃がんの原因にもなるため、特に中高年の方や、今まで検査を受けたことがない方に推奨しております。
ピロリ菌に感染していないかを胃カメラ中に確認することが可能です。
ピロリ菌は、慢性胃炎や胃潰瘍、胃がんの原因にもなるため、特に中高年の方や、今まで検査を受けたことがない方に推奨しております。
当院へのご予約はWebから24時間いつでも可能です
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