最高峰内視鏡システム「EVIS X1」

旧世代の機種とは大きな性能差

「EVIS X1」は、内視鏡機器世界シェアのNo1であるオリンパス社の最高峰内視鏡システムです。がん をはじめとする消化器疾患に対して 今まで以上に高精度な観察をすることができ、旧世代のシステムとはかなりの性能差があります。そして、そのぶん新しい機能や仕組みを理解して扱う必要があります。

 

「EVIS X1」の特徴

BAI-MAC(Brightness Adjustment Imaging with Maintenance of Contrast)

遠景まで明るく映し出す優れた新機構

ハレーションをおこさず近景の明るさを維持し、少し暗くなりがちな中遠景までも明るく映し出す新技術です。これにより検査時の観察性能が相当に向上します。旧世代の機種との違いを最も痛烈に感じる「EVIS X1」の優れた新機能です。当院では必ずこの機能を使用して検査します。「EVIS X1」を所有しているのに、出荷時設定である「BAI-MAC機能オフ」のまま気が付かずに運用している医療施設様もあります。そうすると、接続するスコープによっては旧来の暗めな映像になってしまいます。これは検査を受ける患者様にとって重要な点ですので、きちんとBAI-MAC機能を「強制オン」となるよう設定し直すべきです。高機能であるほどに仕組みを正しく理解して扱うことが重要と感じます。

狭帯域光観察(NBI:Narrow Band Imaging)

内視鏡診療のゴールドスタンダード

当院のEVIS X1で使えるNBIはいわゆる「第3世代NBI」と呼ばれる高性能なものです。
第1世代NBI(2006年:LUCERA SPECTRUM)や、第2世代NBI(2012年:LUCERA ELITE)に比べて、この第3世代NBIは映像が明るく、遠くまで本当によく見えます。内視鏡の学術集会では、「NBIを用いた臨床研究の成果」は第3世代と、その他(第2世代)で成績を分けて論じることを要求されます。かなり性能が違うので、同じテーブルに乗せて議論できないためです。
当院では胃カメラ、大腸内視鏡とも、全例にこの「第3世代NBI」を使用して観察します。NBIはヘモグロビンに強く吸収されるViolet (415nm)、Green (540nm)の狭帯域光で
す。このような特殊ライトを併用し「がん」や「前がん病変」をみわけるのに役立てているのです。当院では胃カメラ・大腸内視鏡に拡大機能付きのスコープを用い、さらにこの第3世代NBIとの相乗効果で精度の良い検査を行うようにしています。

TXI(Texture and Color Enhancement Imaging)

明るく微細な凹凸がよくわかる新画像処理機能

入力画像を、ベース画像(明るさ成分)とテクスチャー画像に分解し、それぞれを画像処理技術で強調し、再統合して映像出力します。微細な凹凸感や色調の違いがよくわかるので微小な病変までも良く見えます。

RDI(Red Dichromatic Imaging)

NBIやTXIにつづく新狭帯域光

当院では”RDI-3″モードを食道胃接合部の観察に使い、食道裂孔ヘルニアの程度や、バレット粘膜を明瞭に評価します。RDIには1~3までモード選択があり、異なる用途で有用であることが学会報告されております。このRDI-3の使い方もそのうちの一つです。
食道裂孔ヘルニアやバレット食道は観察条件によっては過小評価になりがちです。当院では きちんと評価したい目的でこの新狭帯域光を使用します。RDIはRed、Amber、Greenの3色の狭帯域光を使用しています。

4K UHD LCDモニター
オリンパスOEV321UH

4K高解像度モニターにより診断能力アップ

モービルワークステーション WM-NP3胃カメラや大腸内視鏡をしている際の映像は、オリンパス社の高精細ハイビジョンモニター “OEV321UH” に映し出されます。このモニターには反射や映り込みも少なく優れており、小さな病変を素早くに見つけることができます。より鮮明な映像を求めて、当院では4K高画質で出力設定しており この映像の美しさには同社の情熱を感じます。
その一方で、全く同一のモニターが設置されているのに、「EVIS X1」側の設定がそれより劣る1080Pの低解像度映像出力となっている医療施設様もあります。「EVIS X1」の出荷時設定が1080P(低解像度)であるためです。医師が気づいて設定変更しない限りは、多くの場合は低解像度出力のまま診療しているのかと思われます。機器が高機能になるほどに 仕組みをよく理解し、ニーズにあわせて扱う姿勢が大切と感じています。当院では精密な観察を大切にしたいので、”4Kの高解像度”で映像出力設定しています。

内視鏡用炭酸ガス送気装置
オリンパスUCR

お腹の張りが少なく、安全な炭酸ガスを使用

内視鏡用炭酸ガス送気装置 OLYMPUS UCR

当院では、大腸内視鏡の送気に炭酸ガスを使用しております。炭酸ガスは、空気の主成分である窒素の約160倍、酸素の約13倍の速さで大腸粘膜から吸収されます(Herbert A. Saltzman et al. : Ann NY Acad Sci, 150:31-39,1968.)。これにより大腸内視鏡終了後は大腸の内圧はすぐに低下しますので、当院では検査後の不快な腹部膨満感を最小限に抑えることができます。大腸内視鏡に炭酸ガスを応用する手法は、1984年にはすでに報告されており(A M Hussein et al. : Gastrointest Endosc.1984 Apr;30(2):68-70.、長い歴史があって、安全性の高い技術です。当院では、最新鋭の内視鏡設備を整えながら、このような「歴史に裏付けられた優れた工夫」も積極的に取り入れております。

内視鏡用送水ポンプ 
オリンパスOFP-2

短時間洗浄で検査中の視界(胃や大腸粘膜)をクリアに!

フットスイッチ操作で内視鏡先端からウォータージェットを出し、短時間で粘膜を洗浄できる優れものです。粘膜の洗浄を短時間に済ませ、死角のない観察と検査時間の短縮を可能とする必需品です。

 


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