消化器内科
当院は内視鏡専門クリニックですが消化器内科診療も行っています。「がん検診や、人間ドックで精密検査を受けるように言われた方」などが多くご来院されます。
当院では、新型コロナウィルス抗原検査やPCR検査を実施していません。
安全に内視鏡検査を行う観点から感染症診療を制限させて頂き、院内感染にはひときわ注意をしています。
このような事情から新型コロナウィルス感染症(その症状と区別できない風邪等)のような気道感染症を診療していません。
このような症状はありませんか?
該当する方は消化器内科を受診してください。
- 吐き気や嘔吐
- 胸やけや胸痛
- 腹痛・腹部の膨満感
- 下痢
- 検診の便潜血や胃バリウム検査で要精密検査と言われた
消化器内科で対応できる診療
予防接種
予防接種を受けることはご自身だけではなく、ご家族や周囲の大切な方々を感染症から守る点においても重要です。予防接種は、万が一発症したとしても重症化を防ぐこと効果が期待できるため、ぜひ受けておくことをお勧めします。
消化器内科で対応できる検査
内視鏡検査
当院では、胃内視鏡検査と大腸内視鏡検査の実施に対応しております。
NBI(狭帯域光観察)が搭載された最新の内視鏡システムを導入しており、僅かな病変を鮮明に捉えることが可能です。また、経鼻内視鏡や静脈内鎮静法を活用することで、検査に伴う苦痛を最小限に抑えることができます。
消化器内科
消化器とは、食道や胃、小腸、大腸、胆嚢、膵臓、胆のうなどの器官です。
摂取したものを消化・分解したり、栄養素を血液へ吸収して運んだり、消化できなかったものや老廃物を体外へ排泄させたりする働きを担っています。
消化器の疾患は、胃カメラ検査や大腸内視鏡検査といった内視鏡検査で発見することが可能です。
このような症状はありませんか?
該当する方は消化器内科を受診してください。
- 胃痛や胃もたれがある
- 下痢を繰り返す、血便がある
- 胸やけ・喉の違和感
- 吐き気がある
消化器内科で対応できる疾患
食道
食道がん
食道粘膜に生じるがんです。がんが進行すると喉の違和感や胸痛、食べ物がつかえるような感覚といった症状が現れます。
逆流性食道炎
何らかの異常が起こることで、胃液や消化中の食物が食道まで逆流し、炎症を起こします。
バレット食道
胃酸の逆流が原因で食道粘膜の炎症が続き、細胞が変化することで発症する疾患です。主な原因は「逆流性食道炎」で、胸やけや吞酸(どんさん)などの症状が現れます。しかし、中には無症状の患者様もいらっしゃいます。
食道裂孔ヘルニア
横隔膜にある穴から、胃の一部が飛び出てしまう状態です。
肥満や姿勢の悪さ、加齢、喘息などの影響により、腹部に圧力がかかることで発症します。
胃・十二指腸
胃がん・十二指腸がん
胃がんは日本人に多いがんで、近年は高齢化によって患者数が増えております。
消化器がんの中でも十二指腸がんは発症率が低い傾向にありますが、早期発見は比較的難しいとされています。
胃・十二指腸潰瘍
胃酸によって胃や十二指腸の粘膜が傷つけられることで発症する疾患で「みぞおちの痛み」が主な自覚症状です。
早期発見・治療が重要な疾患ですので、心当たりのある方は速やかに受診してください。放置すると胃・十二指腸に穴があいてしまい、緊急手術が必要になる恐れがあります。
機能性ディスペシア
検査では異常が発見されないのにも関わらず、胃痛や胃もたれ、胃の不快感、みぞおち周辺の痛みなどの身体症状がはっきりと表れている疾患です。
ピロリ菌感染症
ピロリ菌は感染しても目立った症状は現れませんが、胃がんや胃・十二指腸潰瘍を引き起こす原因になるため、除菌治療が必要です。
60代以上のおよそ7割以上が、ピロリ菌に感染していると言われています。
小腸・大腸
大腸がん
近年の高齢化と、食の欧米化が原因で患者数が増えているのではないかと考えられている疾患です。
特に「便潜血検査で陽性反応があった方」や「長期間便秘で悩んでいる方」は、大腸がんが隠れている可能性があるため、大腸内視鏡検査を受けることをお勧めします。
大腸ポリープ
大腸に発生する「いぼ」状の腫瘍のことです。
大腸ポリープの約80%以上が腫瘍性のため、将来がん化するリスクが高い可能性があります。そのためポリープが小さいうちに早期発見し、治療することが望ましいとされています。
虚血性腸炎
大腸の血管がつまることで、大腸の粘膜障害が起こり、炎症・潰瘍などができる病気です。
炎症性腸疾患
免疫機構が異常をきたし、免疫細胞が腸の細胞を攻撃してしまう疾患で、代表的なものは「潰瘍性大腸炎」と「クローン病」の2つです。
潰瘍性大腸炎
大腸の粘膜が慢性的に炎症を起こす難病で、症状が治まる寛解と、再発を繰り返す経過になりやすい特徴があります。寛解状態を維持できるように病状に応じた適切な治療をご提案します。
クローン病
小腸や大腸など、全消化管に炎症を起こすことがあります。クローン病も症状が治まる寛解と、再発を繰り返す経過になりやすい特徴があります。クローン病に特徴的なさまざまな理由から昨今ではクローン病を強く疑った場合には総合病院消化器内科へご紹介するのが標準的な指針となってきました。
クローン病を疑うきっかけとなるのは病状経過、血液検査、および大腸内視鏡・胃カメラ(胃や十二指腸に特徴的な所見がでるから)です。とりわけ回腸末端や大腸粘膜の組織生検が重要です。このような情勢となっていますので、当院では主に診断のための検査プロセスを診療しています。
かがみ消化器内科クリニックの特徴
01 苦しくない・痛みも少ない
胃カメラ・大腸内視鏡検査
嘔吐反射は患者様にとっても辛いだけではなく、胃の膨らみが損なわれてしまうため、胃の状態を調べることが難しくなるといったデメリットもあります。
当院では、特別な事情がなければ鎮静剤や鎮痛剤を適宜使用しての検査をおすすめしており、できるだけ眠った状態でご負担なく検査を受けられます。
02 日帰り手術でポリープ切除可能
検査時に大腸ポリープなどを発見した際は、検査後に日帰りで大腸ポリープ切除を受けることが可能です。
03 胃カメラ・大腸内視鏡検査は
専門医がすべて対応
経験・実績ともに豊富な院長が、内視鏡検査を担当しております。患者様一人ひとりに合った治療を提供しておりますので、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。